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【当社の強み】品質支援

品質とコストのバランス

ものづくりにおいて、不良品を出さないためには、そのためのコストが必要です。金型で作る場合、金型は徐々に摩耗していきますし、金属を削ってつくる場合も、高い精度がでますが、削る工具自体が、徐々に摩耗していきます。たとえば、フェラーリの部品を作る機械は、機械自身が高級素材で作られ、付帯している工具の減り具合を、常時モニタリングし、それに合わせて仕上がりを調整していく機能を持っています。しかし、そのような機械は高額であり、全ての製品をそれで作っていたら、製品単価は上がってしまいます。また、安価な機械で製造しつつも、完璧な製品を作り続けるには、完成後にセンサーや画像カメラで検査する必要があり、そこにも付加コストが生じます。

日本の中古の製造機械が、アジア諸国に輸出され、アジアのものづくり力が上がっている環境下、価格競争が求められる状況では、日本の技術力でスピーディに大量生産する必要があり、且つ品質を維持することが求められます。

お客さまの品質に関するサポート体制

品質不良は常にゼロが理想ですが、ネット系企業やただ仲介するだけの商社では、上記のような価格帯によっては製造過程上、避けられない不具合が発生した際、その対応力の弱さに多くのお客様がお困りになり、当社に相談されるケースが多々あります。

当社は、お客さまのチェック体制や、求められる品質精度に応じて、量産品をお客様にお届けする前に、業界トップクラスのチェック能力で品質管理部データ検査課にてチェックを行い、公差範囲内の工具摩耗による数値の乱れさえも確認しながら、協力メーカー様と共に、品質を高める取り組みを行っています。

 

また、日本工業規格(JIS規格)の締結に係る検査文書等を定める委員会において、経済産業省、大学、自動車メーカーと共に、商社機能がある会社としては唯一、当社が委員に選ばれています。

当社に来社頂いた際、品質管理部にある各種検査機をご覧いただいたり、場合によっては、お客様が自社の製品を検査したいと使いに来て頂いたりもしています。当社の検査機をお使いになりたい方や、今のお取引先の品質トラブルで悩まれているお客様は、当社HPのお問い合わせ窓口にご要望ください。