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【海外駐在員コラム】珠海
珠海コラム_サムネイル

您好、ニンハオ、NINHAO。
珠海市は中国広東省南部に位置し、東は香港、南はマカオと陸続きになっています。1980年には中国初の「経済特区」として設立され、世界52ヶ国の企業が進出し、そのうち日系企業も130社余りが進出しています。中国の持続可能な発展評価報告では3年連続1位になるほど、モデル都市としても注目されている都市です。

珠海コラム1

広東・香港・マカオ グレーターベイエリア(粤港澳大湾区)

中国共産党中央委員会および国務院は2019年に、香港・マカオ・広東省の9都市(珠海、広州、深セン、佛山、東莞、恵州、中山、江門、肇慶)、グレーターベイエリア(粤港澳大湾区)発展計画の概要を発表しました。本概要では、香港、マカオ、広州、深センをベイエリアの中核として位置付け、発展目標として、2022年までに世界的ベイエリアとしての基礎を形成し、2035年までに世界的ベイエリアを完成させることを掲げています。

現在、その地域面積は5万6,000㎡、人口は6,800万人、GDP1兆3,600億ドルとなっています。これは、世界三大ベイエリア(サンフランシスコ・ニューヨーク・東京)に匹敵しています。

粤港澳大湾区は、華南の貿易拠点として期待されています。大湾区構想に含まれている都市は、当然いずれも海に面していることから、海上の玄関口、更には、一帯一路構想における陸路の玄関口になるとされています。
海路としては、以前ポルトガルの植民地であったマカオを拠点にポルトガル間貿易を加速させます。香港を海運や空運の拠点として、マカオ・香港が海上の玄関先となります。また、陸上の玄関先としては、港珠澳大橋開通(香港、珠海、マカオを結ぶ橋)により、香港を中心にマカオ・広東省がその機能を果たすと考えられます。

珠海・横琴新区

横琴島は広東省珠海市最大の島で、土地面積は106万4600平方キロメートル。マカオの3倍、香港の10分の1に相当します。深圳などの「経済特区」以上に特別優遇政策が与えられる位置付けで本格的な開発が始まり、香港からは2018年に開通した「港珠澳大橋」を使っていけば片道1時間~1時間半程度で行けます。マカオとの最短距離はわずか200メートルでマカオ・コタイ地区と「蓮花大橋」で結ばれています。優遇措置は次の七つの分野(観光レジャー、ビジネスサービス、金融サービス、クリエイティブ、中医学・保健、教育・研究開発、ハイテク産業)でとられています。

横琴新区周辺には、24時間営業の国際・国内線の空港が5か所もあり、前述記載させて頂きました華南の貿易拠点の大きな役割をはたしています。
(珠海空港、香港国際空港、マカオ国際空港、広州国際空港、深セン国際空港)

 

・香港国際空港から「横琴新区」へ移動する場合:港珠澳大橋を利用すると約30分
・ マカオ国際空港から移動する場合:横琴口岸まで10~15分
・ 広州国際空港からの移動:車で約1時間半
・ 深セン国際空港からの移動:車で約2時間

 

東京鋲兼(珠海保税区)倉庫貿易有限会社 / TOKYO BYOKANE CO., (ZHUHAI) LTD.

東京鋲兼(珠海保税区)倉庫貿易有限会社は、締結部品をはじめ、多種多様な金属加工部品を取り扱う専門商社として、車両関連・家電・OA関連のお客様を中心に長年モノづくりを支えてきました。
横琴新区に隣接している珠海保税区内に2001年7月、東京鋲兼(珠海保税区)倉庫貿易有限会社を設立し、当社独自の倉庫&配送システム及び保税貿易(A類企業)、現在で言う(高級認証企業・信用喪失企業以外の企業)を活かし、お客様の要望にお応えして 20年以上のノウハウがあります。

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自動車業界変革期を生き抜くお客様と共に成長

かつて世界の工場とも呼ばれた中国。現在はハイテク産業化に向けて変化を遂げて製造業は少なくなっているイメージはありますが、今でも世界で一番多く、様々な製品が製造され世界に輸出されています。近年、中国の加工技術は世界一と言って良いほど向上しておりますが、品質面でまだまだ不安視されるお客様が多いかと思います。
中国は加工技術があっても、品質を維持・継続させる管理が出来ていない事で不具合を発生されるケースが少なくありません。グローバル化が進む中、サプライヤー管理は多くの時間と経験が必要となります。弊社では日本国内、海外に張り巡らした生産ネットワークを用いて、お客様の代わりにサプライヤーの品質維持管理を行い、最適な価格・最高の品質をお客様に提供いたします。

また、当社で在庫を管理する事で、必要な時に必要な数量を提供することが可能です。お客様の倉庫スペースを削減するだけではなく、BCPの観点からも、当社を活用いただくことで、安定的な生産にご協力が可能です。

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ここでは、お客様からご支持頂いた案件の一例をご紹介させていたします。当社が拠点をおく広東省の珠江デルタ地域は、1990年後半から2000年中盤にかけてホンダ、日産、トヨタの日系3社が広州市に参入し、日系メーカーの一大拠点となりました。近年、フォルクスワーゲン(VW)、プジョー・シトロエン(PSA)、フィアット・クライスラー・オートモービルズ(FCA)の欧州3社がそれぞれ佛山市、深圳市、広州市に拠点を構え、珠江デルタ地域における自動車産業の集積がさらに進みました。

当社は、社内にてホーニング加工や研磨加工も行っております。寸法公差が1μ以下の車両向け重要保安部品です。寸法精度管理も難しいのですが、コンタミ(コンタミネーション)、異物の管理に苦労をしました。自動車の重要部品はエンジンの構成部品が挙げられる事が多く、少しのコンタミが故障・事故の原因となり人命に大きく関わるため、当社で何かご協力出来る事はないかと熟考し、超音波洗浄工程の後、マイクロスコープモニター顕微鏡での全数コンタミ検査を提案いたしました。通常の顕微鏡では、高倍率の観察が出来なく、目幅調整、視度調整などの必要があり、長時間の検査作業では、検査員のストレスが大きくなり、コンタミ流出原を招く恐れがございました。マイクロスコープモニター顕微鏡を導入した事により、低倍率から高倍率の観察が出来、モニター観察する事により検査員の負担を軽減しするだけではなく、検査員同士で問題を可視化する事が出来ました。マイクロスコープモニターを導入した事により、検査制度の向上、検査員の負担軽減、お客様へのコンタミ流出0%を実現しています。
EV化が進む自動車業界では益々コンタミ(異物混入)が大きな問題になっております。当社では長年お客様の希望するコンタミレスを実現していますので、コンタミ問題がございましたら是非ともTOKYO BYOKANE CO.,(ZHUHAI)LTDにお声がけ下さい。

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また、当社内で全数リークテスト(エアー漏れ試験)を行い、品質保証をしている超精密部品もあります。
当社はお客様の求める品質をどの様に満足して頂くか、考えて実行する会社です。
現在では当社の品質を認めて頂き、85%以上が車両関係のお客様となっております。

お客様の求めるQCDSE品質(Quality)、コスト(Cost)、納期(Delivery)、安全(Safety)、環境(Environment)の100%満足を目指し、お客様と共に成長し続けます。

会社概要

商号        :東京鋲兼(珠海保税区)倉庫貿易有限会社
英文商号  :TOKYO BYOKANE CO.,(ZHUHAI)LTD
所在地     :珠海市香洲区保税区第31号区域
設立        :2001年7月6日
ISO認定 :ISO9001:2015 / ISO14001:2015/ISO45001:2018各種お客様認定

中国版HP :http://www.byokane.com.cn/

 

<お問い合わせ>
当社製品並びにご意見、ご要望、ご質問などお気軽にお問合せ下さい。
対面での商談が難しいお客様のご相談・ご要望にも最大限にお応えできるよう、
各種オンライン会議ツール(ZOOM、TEAMS等)を使用した打合せも可能です。
日本人担当者:新井  中国人担当者:张代军(日本語可)

 

電話    :(86) 756-8686008
Eメール : zh-sales@byokanehk.com
対応言語  :日本語、英語、中国語

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