かつて世界の工場とも呼ばれた中国。現在はハイテク産業化に向けて変化を遂げて製造業は少なくなっているイメージはありますが、今でも世界で一番多く、様々な製品が製造され世界に輸出されています。近年、中国の加工技術は世界一と言って良いほど向上しておりますが、品質面でまだまだ不安視されるお客様が多いかと思います。
中国は加工技術があっても、品質を維持・継続させる管理が出来ていない事で不具合を発生されるケースが少なくありません。グローバル化が進む中、サプライヤー管理は多くの時間と経験が必要となります。弊社では日本国内、海外に張り巡らした生産ネットワークを用いて、お客様の代わりにサプライヤーの品質維持管理を行い、最適な価格・最高の品質をお客様に提供いたします。
また、当社で在庫を管理する事で、必要な時に必要な数量を提供することが可能です。お客様の倉庫スペースを削減するだけではなく、BCPの観点からも、当社を活用いただくことで、安定的な生産にご協力が可能です。
ここでは、お客様からご支持頂いた案件の一例をご紹介させていたします。当社が拠点をおく広東省の珠江デルタ地域は、1990年後半から2000年中盤にかけてホンダ、日産、トヨタの日系3社が広州市に参入し、日系メーカーの一大拠点となりました。近年、フォルクスワーゲン(VW)、プジョー・シトロエン(PSA)、フィアット・クライスラー・オートモービルズ(FCA)の欧州3社がそれぞれ佛山市、深圳市、広州市に拠点を構え、珠江デルタ地域における自動車産業の集積がさらに進みました。
当社は、社内にてホーニング加工や研磨加工も行っております。寸法公差が1μ以下の車両向け重要保安部品です。寸法精度管理も難しいのですが、コンタミ(コンタミネーション)、異物の管理に苦労をしました。自動車の重要部品はエンジンの構成部品が挙げられる事が多く、少しのコンタミが故障・事故の原因となり人命に大きく関わるため、当社で何かご協力出来る事はないかと熟考し、超音波洗浄工程の後、マイクロスコープモニター顕微鏡での全数コンタミ検査を提案いたしました。通常の顕微鏡では、高倍率の観察が出来なく、目幅調整、視度調整などの必要があり、長時間の検査作業では、検査員のストレスが大きくなり、コンタミ流出原を招く恐れがございました。マイクロスコープモニター顕微鏡を導入した事により、低倍率から高倍率の観察が出来、モニター観察する事により検査員の負担を軽減しするだけではなく、検査員同士で問題を可視化する事が出来ました。マイクロスコープモニターを導入した事により、検査制度の向上、検査員の負担軽減、お客様へのコンタミ流出0%を実現しています。
EV化が進む自動車業界では益々コンタミ(異物混入)が大きな問題になっております。当社では長年お客様の希望するコンタミレスを実現していますので、コンタミ問題がございましたら是非ともTOKYO BYOKANE CO.,(ZHUHAI)LTDにお声がけ下さい。
また、当社内で全数リークテスト(エアー漏れ試験)を行い、品質保証をしている超精密部品もあります。
当社はお客様の求める品質をどの様に満足して頂くか、考えて実行する会社です。
現在では当社の品質を認めて頂き、85%以上が車両関係のお客様となっております。
お客様の求めるQCDSE品質(Quality)、コスト(Cost)、納期(Delivery)、安全(Safety)、環境(Environment)の100%満足を目指し、お客様と共に成長し続けます。