- 2022.04.27
#NEWS#PRESSRELEASE - 代表取締役会長の筑比地が、ファスニングジャーナルよりインタビューを受けました。
代表取締役会長の筑比地がファスニングジャーナルよりインタビューを受け、取材記事が掲載されました。
(以下、掲載記事)
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ステークホルダーを大切にする経営を
㈱東京鋲兼(東京都墨田区)は、4月1日付で筑比地利昌氏を代表取締役会長とする人事を決めた。
新たに就任した筑比地会長に今後の展開などを伺った。
―今後どのような経営を目指すのか教えてください。
「大きな柱としてのミッション・ビジョンを、①.世界中のお客様のニーズに応え、経済・社会の進歩・発展に貢献する。②.全社員の物心両面の幸福を追求すると同時に、個人の創造力とチームワークの強みを最大限に高める企業風土をつくる。③.誠実且つ確実を第一とし、お客様、協力メーカー様に信頼されるグローバルな企業を目指す。とすることを、4年前に弟である現社長と決めた。入社して以来、多くの経営判断を社長との二人三脚で行ってきた。今後も今まで同様の体制で、内外の様々な英知を結集し、スピーディに対応していく」
―大切にしていきたいことは何になりますか。
「直接的ステークホルダーである従業員、得意先、協力メーカー様、顧問税理士の方々等、当社と直接関係がある方々はもちろんのこと、間接的ステークホルダーである従業員の家族、地域社会も大切。その一環としてハンドボール日本代表や地元である墨田区へのスポンサー活動がある。
協力メーカー様については、5年間でほぼ毎年、大手親密先の御子息をお預かりしている。大切な御子息を当社で学ばせたいと思って頂けるということは、親密先から当社で学べることのポテンシャルを評価頂いた結果であると考えており、大変有難いこと。実際に会社に戻られた後も、ワンチームとして当社のメンバーと密に連携し、取引が拡大する傾向にある」
―今後の方針について教えてください。
「受注に向けた動きと併せ、協力メーカー様の困りごとを一緒に乗り越えていく動きも加速させていきたい。
協力メーカー様の生産能力を超える案件については、設備を当社が対応することや、新たな事業展開をされる際の資金面のサポート、検査自動機対応や省人化するための機械化対応等、ここ数年で様々な案件を実行してきた。
前職でのファイナンスノウハウや、自動機を設計・構築する子会社がある強みを活かしながら、日本の活力の源泉である「ものづくり」を深いところから支える企業として、世の中の役に立つことを目指していく」
筑比地 利昌(つきひじ としまさ)氏
1976年9月24日生まれ。東京都出身。大学時代は国会議員秘書として4年間従事。住友銀行に入行し、総務省情報通信政策局出向および従業員組合給与対策部長・厚生対策部長を経験し、約15年本店にて企業アライアンス・新規事業開発を行う部署に所属。その後、東京鋲兼にて資材本部長・取締役を経て現職。